2011年11月4日金曜日

本佐倉城跡に行ってきました

花見川、新川、印旛沼を繋ぐサイクリングロードは私のホームコースです。普段、何の準備もなく自転車で出かけるときは、大抵はこのサイクリングロードを走ってます。ところが、3.11でこのコースもあちこちに被害を受けました。特に印旛沼の周辺は干拓地ということもあり、液状化で路面がひび割れたり、路肩が崩れたりと被害が多かったようです。それでも、オランダ風車がある佐倉ふるさと広場まではなんとか通れていたのですが、路肩や路面の被害を補修するらしく来春まで全面通行止め(印旛沼自転車道の全面通行止めのお知らせ - 千葉県)になってしまいました。

そこで、このあたりで自転車で走るのに気持ちいい道を探さなきゃなあと、ネットでルートを検索していてよさそうなのを見つけたので、ちょっと行ってみました。参考にさせていただいたのは、東葛人さんという方のブログとルートラボのルートです。
前半は2週間くらい前に行ったルート(旧青菅分校~あまね - EveryTrail)とほぼ同じですが、そこから佐倉市内を抜けて本佐倉城跡を回って印旛沼北岸を走って帰ってくるルートです。

日程: 2011年11月2日水曜日(日帰り)
総走行距離: 83.6km
経路:
幕張~花見川CR~弁天橋~花島観音・横戸台ルート~新川CR~阿宗橋~先崎(鷲神社、先崎地蔵尊)~青菅(旧青菅分校)~手繰川谷津の道~R296~本佐倉(本佐倉城跡)~印旛沼北岸の道~阿宗橋~新川CR~花島観音・横戸台ルート~弁天橋~花見川CR~幕張

阿宗橋までは一般的なコースです。ここから先、田舎道に入ります。このあたりは、低地は昔印旛沼が氾濫すると水浸しになる地帯。古い集落は丘の上にあります。
こんな切通しを通って丘の上に上がると、先崎の集落に入ります。先崎は「まっさき」と読みます。難読地名ですね。印旛沼に突き出した岬のような地形だったことからこの名が付いたそうです。この地に素晴らしい彫刻が施された本殿を持つ鷲神社があります。そんなに大きな建物ではないのですが、四面すべて素晴らしい透かし彫りが施されています。
先崎には、ほかにも文化財があります
先崎地蔵尊です。このお地蔵さまのお堂の外には庚申塔が立ち並んでいます。なんでも、地蔵信仰と庚申信仰の習合を示す大切な史跡なんだそうです。また、このお堂の後ろの丘の上には、先崎城という中世のお城の跡が残っているそうです。

先崎から南に進み、高野川を渡ったところは青菅という集落になります。ここには明治時代からの分校跡があります。昭和52年まで使われていた校舎だそうです。

青菅から先は、手繰川谷津の斜面林にそって南に進みます。この道が自転車にとってとても気持ちいい道でした。
こんな感じののどかな風景が延々と続きます。左右の斜面林を登った丘の上には新興団地があったりするんですが、谷底の谷津には行き交う人もほとんどない静かな田園風景がどこまでも続きます。

そして、手繰川を源流近くまで詰めた所で支流谷に沿って斜面林を登り、台地の上に出ると近代的な住宅が立ち並ぶ団地が現れます。近代から現代にタイムスリップしたような気分になります。そしてすぐに佐倉街道に出ますが、そこに秀じい農場直売所があります。うどんがおいしいことで有名らしいので、ここで昼食にします。
かけうどん500円、かき揚げ150円で合計650円。うどんはしこしこもちもちで確かにおいしかったです。でも、かけうどんが500円っていうのはコスパ的にどうかと思います。まあ、おいしかったからいいけど…

ここから先は、舌状台地を横断して鹿島川の谷津を横断して、R296に出て佐倉の市街地を抜けます。このR296が交通量が多い割に道幅が狭い箇所が多くて走りにくい。でも、適当な迂回路もなさそうだし。このルートの最大の欠点だと思います。

でも、本佐倉でR296を逸れるとまた一気に里山風景に変わります。この豹変具合がこのルートの魅力と言えるかもしれません。台地の縁に沿って走っていくと、こんな道祖神がありました。
頭巾と前掛を付けられて大切にされているのがわかります。よく見ると道祖神の顔は風雨で削られて判別できないくらいに風化しています。かなり古くからここで人の往来を見守ってくれているのでしょう。

そして、いよいよ今日のメインとも言える本佐倉城跡です。
歴史は詳しくないのでよく分からないんですが、この本佐倉城は千葉県の名前の元になった千葉氏の本拠地として建てられたお城なんだそうです。

このあたりは地元の人にとっての聖域なんでしょうか。周りの台地は切り崩されてどんどん住宅地にされていったのに、このあたりだけは鬱蒼とした森が広がり、周囲とは異質な空気になっているように感じます。最寄り駅の京成本線の大佐倉駅は、京成本線でも随一の「秘境駅」と言われるほどです。将門の居城だったという伝説もあるらしく、そういうことも影響しているのでしょうか。

本佐倉城跡をゆっくり歩き回っていたら、3時過ぎになってしまいました。のんびりしてると帰る頃には真っ暗になってしまいそうです。ここから先は、とにかく休まず走りました。西印旛沼を取り囲む台地の縁をぐるっと回って北岸を走り、阿宗橋で走りなれたサイクリングロードに合流。途中で暗くなって来ましたが、非常用の懐中電灯を使ってなんとか自宅までたどり着きました。

出発時間が遅かったので帰路が忙しくなってしまいましたが、なかなか楽しいサイクリングコースでした。

よかったらPicasaのほかの写真もごらんください。鷲神社の写真はこっちのアルバムにたくさんあります。また、谷津の地形は国土地理院の地図で見るとわかりやすいです。

鷲神社と本佐倉城 at EveryTrail

GPSログ解析

開始日時2011/11/02 11:18:57終了日時2011/11/02 17:22:25
水平距離83.60km沿面距離83.71km
経過時間6時間03分28秒移動時間4時間38分08秒
全体平均速度13.8km/h移動平均速度18.1km/h
最高速度35.5km/h昇降量合計773m
総上昇量380m総下降量393m
最高高度40m最低高度0m

区間解析

地点名通過時刻
移動時間
累積距離
区間距離
平均速度高度
高度差
平均勾配
START11:18:570.00km13m
01:08:0922.55km19.9km/h↑4m↑0.02%
鷲神社12:39:1822.55km17m
00:41:4211.26km16.2km/h↑10m↑0.09%
秀じい農場 四街道店13:44:0933.81km27m
00:43:1011.34km15.8km/h↓25m↓0.22%
本佐倉城14:58:2845.16km2m
01:06:3518.07km16.3km/h↓2m↓0.01%
阿宗橋16:20:0063.23km0m
00:58:3220.48km21.0km/h↑0m↑0.00%
GOAL17:22:2583.71km0m

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4 コメント:

たすけ さんのコメント...

はじめまして♪
まったり里山ポタ専科のたすけと申します。
青菅の分校跡...こういうの私のドツボです!(笑)
アップ(教えて)頂きありがとうございま~す♪

でんでん♪ さんのコメント...

たすけさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
青菅分校跡はほんとに郷愁を誘いますね。
私が通っていた小学校にも古い木造校舎がありました。
たすけさんのブログにもお邪魔させてください。
どうぞよろしくお願いします。

ヤス さんのコメント...

はじめまして

楽しく拝見させていただきました。
大変丁寧で、きめ細かなレポートに女性ならではと感心しました。

仰る通り小生のホームコースでもある印旛沼CRが工事の為4月末まで通行止め。

これを機会に新たな周回コースをと探索中です。
どこかで遭遇することを期待しています。

でんでん♪ さんのコメント...

ヤスさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
印旛沼CRの工事、長いですよね。
でも、そのおかげでたくさんの新しいルートを開拓できそうです。
サイクリングロードの工事が終わって開通しても、今までよりも走る頻度は少なくなりそうです。

よいルートを見つけたら紹介しますので、よかったら参考になさってください。
どこかで見かけたらよろしくお願いします。

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